<新型コロナ>未確認の変異株報告「解析進める」 GW後 繁華街の人出 3週連続増加

2021年6月5日 07時09分
 新型コロナの感染状況を分析する都のモニタリング会議が四日、都庁であり、都医学総合研究所社会健康医学研究センターの西田淳志センター長が「五月の大型連休後、都内の繁華街の人出が昼夜とも、三週連続で増加している」との分析結果を報告した。 (松尾博史)
 国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は「人と人との接触機会の増加は、感染の再拡大を招く。人流の抑制、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある」と強調。新規感染者数(七日間平均)は前週の五八七・七人から四八五・一人に減ったものの「昨年十二月の水準と同規模であり、その三週間後に第三波のピークを迎えている」として、引き続き警戒するよう呼び掛けた。
 北アフリカ地域から五月中旬に帰国した感染者の検体を都の研究機関で調べたところ、国内では空港検疫以外では未確認の変異株が確認されたことも報告された。この変異株は欧米などの三十カ国余りで確認されており、東京iCDC(感染症対策センター)専門家ボードの賀来満夫座長は「まだ実態が明らかになっていない。国とも連携し、ゲノム(全遺伝情報)解析を進めていく」と話した。 

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