和柄アートカードで粋演出 「浅草北斎堂」川辺さんが商品化

2021年6月7日 07時19分

「東京本染館」に並べられた7種類のアートカードと川辺保弘さん=台東区で 

 台東区浅草在住の川辺保弘さん(69)が、「浅草北斎堂」の商標で「アートカード 和柄コレクション」を発売した。名刺大のステンレスの表面に江戸小紋の模様を印刷。裏面は鏡で、お手軽に身だしなみのチェックができる。川辺さんは「浅草生まれ、浅草でしか売っていない粋なアイテムで、コロナ禍の浅草を元気に」と意気込む。 (井上幸一)
 アートカード(各二千二百円)の柄は、古代ペルシャ発祥でシルクロードから日本に伝わったとされる「青海波(せいがいは)」(三種類)、大ヒットアニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」でおなじみの市松模様(二種類)、遊郭伝統の「吉原つなぎ」、幾何学的な「麻の葉」の七種類。
 川辺さんが、見栄えなどを考慮して選んだデザインを、金属に印刷する技術を持つ「井沢工房」(長野県青木村)がシルク印刷であしらった。
 川辺さんは、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(一七六〇〜一八四九年)を冠して江戸ゆかりの小物を浅草から発信しようと「浅草北斎堂」のロゴマークを二〇一八年に商標登録した。
 その後、北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」「凱風(がいふう)快晴」のアートカードを手掛ける井沢工房から川辺さんに連絡があった。両者は、よりデザインがシンプルで、買い求めやすい値段にできる「和柄」のカードでタイアップすることになった。

着物にはさんだ「吉原つなぎ」のアートカード=浅草北斎堂提供

 川辺さんは「着物にちょいとはさんでもしゃれている。化粧ポーチや名刺入れに入れてもいい。浅草発の新しいアイテムで、コロナで沈んだ空気を明るくしたい」と話している。各種団体などからオリジナルのアートカードも受注しており、将来は浮世絵柄を扱うことも考えていくという。
 浅草北斎堂(川辺さんの携帯)は、電080(9190)7663。和柄のアートカードは、台東区雷門二の「東京本染館」=電03(6796)7800、同花川戸二の和柄ショップ「雷門日興」=電03(6802)7534=で販売している。

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