<新型コロナ>川崎市のワクチン大規模接種始まる 初日1980人 外に行列も

2021年6月8日 07時25分

14レーンに分かれて予診や接種のブースが設けられた川崎市の大規模接種会場

 川崎市中原区の「NEC玉川ルネッサンスシティホール」で七日、市の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が始まった。初日は予約した高齢者ら千九百八十人が接種を受けたが、午前中から受付に人が滞り、昼ごろには会場の外に二百人を超える行列が並んだ。「足の悪いお年寄りにはつらい」との声も上がった。 (安藤恭子)
 会場には十四の接種レーンが設けられ、医療従事者七十人を含む計百二十人のスタッフが運営に当たった。ワクチン接種の後、看護師から「腕にしびれはありませんか?」と問われ、「大丈夫。ありがとう」などとやりとりする場面も。十五分以上の経過観察を経て接種会場を後にした。

大規模接種会場で新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女性(左)

 夫婦で接種を終えた中原区の倉谷三郎さん(80)は「予約がなかなかとれなくて、やっとここで接種できた。ほっとしました」と笑顔。一方で、会場の外には予約時間を過ぎて三十分以上待つ市民の列も。同区の男性(81)は「介護が必要な妻を留守番させているので、長くは家を空けられない。並んで待つしかないけど…」と困惑していた。

大規模接種会場の外に続く市民の行列

 予約時間より早く来て、長く待った人も多かったという。市新型コロナウイルスワクチン調整室の神庭功担当課長は「受付に人を増やすなど、改善すべきところは見直していきたい。これから梅雨を迎えて蒸し暑くなるので、予約時間の五分前をめどに来てください」と呼びかけた。
 同ホールでは八月一日までの毎日午前九時半〜午後五時半、約五万四千人に米モデルナ製ワクチンを二回ずつ接種する。一回目接種は七月四日までで七日現在、約二万一千人分の枠が残っているという。

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