東海第二の再稼働 宮田新市長「白紙」 常陸太田市

2021年6月9日 07時20分

宮田達夫・常陸太田市長

 先月の常陸太田市長選で初当選した宮田達夫市長は八日、就任後初の定例記者会見で、日本原子力発電東海第二原発(東海村)の再稼働の是非について「白紙の状態だ」と語った。
 宮田氏は五月九日に無投票で初当選し、二十二日付で市長に就任した。
 東海第二から三十キロ圏内に含まれる常陸太田市は、再稼働の際に事前了解が求められる六市村の一つ。原電は、再稼働に向けた事故対策工事を二〇二二年十二月に終えるとしており、宮田氏が任期中に再稼働の是非を判断する可能性がある。
 宮田氏は、再稼働の是非ついて「白紙」としつつ、他の事前了解対象自治体の首長と不定期に開催する会合などを踏まえた上で「市民の意見を聞く会を開きたい」と述べた。
 東海第二の過酷事故に備えた避難計画については、実効性を高めるために本年度、避難先になっている福島県内への避難訓練を検討していることを明らかにした。 (松村真一郎)

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