「コロナのどさくさに紛れて成立」国民投票法改正案の可決に国会前で抗議

2021年6月9日 22時13分
 国民投票法改正案が参院憲法審査会で可決された9日、採決に反対する複数の団体が国会前で集会を開いた。約200人が参加し「審議をつくせ」などと書かれた横断幕やのぼり旗を掲げ抗議した。

国民投票法改正案の採決に抗議する人たち=9日午後、東京・永田町の国会前で

 参加した改憲問題対策法律家6団体連絡会の大江京子弁護士は改正案について「安倍改憲案を通すための道具だ。改憲手続きが不公正、不公平で熟議が足りない」と批判した。
 東京都江戸川区のアルバイト仲井祐二さんは、新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が出ている中での採決に疑問を覚え、友人らと駆け付けた。「コロナのどさくさに紛れて改憲ありきの法案を十分な審議を経ずに成立させるのはおかしい」と憤った。
 品川区の団体職員の男性はコロナで倒産、廃業した中小企業への対応が不十分と考える。「今は改憲は必要ない。疲弊した社会の支援に集中して」と訴えた。(市川千晴)

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