Twitterの風刺漫画「#100日で収束する新型コロナウイルス」が書籍化 「100日で収束しない日本のコロナ禍」に

2021年6月11日 15時00分

「#100日で収束する新型コロナウイルス」89日目より(ぼうごなつこさん提供)

 昨年12月から今年3月までツイッターで連載され、反響を呼んだ風刺漫画「#100日で収束する新型コロナウイルス」が、7月2日に扶桑社から出版されることになった。本のタイトルは「100日で収束しない日本のコロナ禍」。作者の漫画家ぼうごなつこさん(47)は「菅義偉政権がやったこと、やらなかったことの記録として、1冊にまとめられて良かった」と書籍化を喜んでいる。 (デジタル編集部・北條香子)

ぼうごなつこさん著「100日で収束しない日本のコロナ禍」(扶桑社提供)

 「#100日で収束する~」は、ツイッターに1日1作ずつ投稿し、冒頭に「○日目」、末尾に「収束まであと○日」と記すのが恒例となっていた。「このコロナ禍を記録に残す目的で連載に取り組んでいた」というぼうごさん。菅政権のコロナ対策に鋭い目線で切り込む一方、きめ細やかな感染防止対策を進める地方自治体の取り組みなども紹介し、「分かりやすい」「広く知らせていただいて助かる」などと好評を得ていた。

ぼうごなつこさん(本人提供)

 連載時のタイトルには、「実際に収束するのは難しくても、100日後には政府が国民の意見を無視できなくなり、現実的なコロナ政策が行われるように」との願いを込めていた。出版元の扶桑社からの提案で、書名は「収束しない」と真逆になったが、ぼうごさんも「コロナ禍はまったく終わっていないので、仕方ない」と納得しているという。出版に当たり、日本学術会議の新会員候補の任命拒否問題など、連載開始前の菅政権にまつわる状況をまとめた巻頭漫画を書き下ろした。
 ぼうごさんは現在、「#100日くらいで理解できる憲法入門」をツイッターで連載している。
 A5判224ページ。税込み1650円。問い合わせは扶桑社=電03(6368)8870=へ。

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