大和市長、パワハラ疑惑証言の元副市長を提訴「名誉を回復したい」

2021年6月10日 21時47分
記者会見で「真実を明らかにして名誉を回復したい」と述べる大木哲市長=10日、神奈川県大和市役所で

記者会見で「真実を明らかにして名誉を回復したい」と述べる大木哲市長=10日、神奈川県大和市役所で

 神奈川県大和市の大木哲市長(72)は10日、市職員に大木市長がパワーハラスメント行為を繰り返したと金子勝・前副市長(64)が報道機関に虚偽の証言をし名誉を傷つけられたとして、謝罪広告の掲載と慰謝料など計約1100万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。
 金子氏は4月に辞職した後、取材に応じ、大木市長が職員に「うそをつくな」と叱責したり自分の言うことに従わない職員は降格させるとほのめかしたりするなどのパワハラ行為をし、進言しても改まらなかったなどと証言した。
 訴状によると、大木市長は「人事異動を示唆したり、理不尽な理由で叱責したりするなどのパワハラ的行為」をしたという金子氏の証言は虚偽で、金子氏がパワハラ行為をやめるよう進言したという事実もなかったと主張している。
 提訴後に記者会見した大木市長は「パワハラをしたことはない。真実を明らかにし、市長としての名誉を回復したい」と述べた。提訴は私人として行ったという。市議会がパワハラ行為の有無を調べるため設置した特別委員会への協力は「必要があれば裁判に抵触しない範囲で対応したい」と語った。
 金子氏は「訴状が届いていないので、内容を確認してから対応したい」とコメントした。 (曽田晋太郎)

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