横浜市長選 自民市連が林氏に勇退要請 党規定や健康不安理由、本人は4選出馬に意欲

2021年6月11日 10時40分
林文子市長

林文子市長

 八月八日告示、二十二日投開票の横浜市長選を巡り、自民党横浜市連は十日、現職の林文子市長(75)に出馬しないよう求めることで合意し、林氏に伝えた。複数の関係者への取材で分かった。自民は新たな候補者擁立を急ぐ。三期目の林氏は進退を明らかにしていないが、周囲に四選出馬への意欲を見せており、最大与党の支援が得られない中、厳しい選択を迫られる。 (丸山耀平、杉戸祐子)
 関係者によると、市連は同日午後までに、三十六人の市議全員から意見を聴いた。「政令市長選は四選出馬以上の候補に推薦を出せない党の規定」「四選以上の出馬自粛を促す市条例」「年齢と健康不安」を理由に「今期限りの勇退」を求めることで合意した。林氏を推したのは二人だったという。
 その後、幹部三人が林氏に面会し、取りまとめた意見を伝えた。林氏はあらためて出馬に意欲を見せ、支援者に相談する意向を示したという。
 林氏はダイエー会長などを経て二〇〇九年の市長選で旧民主党の推薦を受けて初当選を果たした。一三年は民主に加え、自民、公明の各党、一七年は自民、公明の両党からそれぞれ推薦を受けて当選している。
 市長選は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致が最大の争点になるとみられる。反対派の立憲民主、共産などは反対運動を行ってきた市民団体などとともに、統一候補の擁立を模索している。
 市長選には市議の太田正孝さん(75)、動物愛護団体代表理事の藤村晃子さん(48)、元衆院議員の福田峰之さん(57)が、いずれも無所属で立候補する意向を表明している。

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