<新型コロナ>ワクチン接種 高齢者は来月末までに完了 県、警察官なども優先対象に

2021年6月11日 07時10分
 新型コロナウイルスのワクチン接種について、埼玉県は十日、六十五歳以上の高齢者の接種が七月末までに完了するとの見通しを示した。その後は基礎疾患のある人に加えて、社会インフラの維持に不可欠な「エッセンシャルワーカー」の接種を優先する方針も公表。今月十二日から警察官の先行接種を始める。
 高齢者の接種は市町村が中心となり、個別接種と集団接種を組み合わせて進めている。個別接種は一日当たり約二万八千人で推移しているが、県と県医師会が郡市医師会に働き掛けた結果、医療機関の協力を得て一日当たり四万人に増やせる見通しが立ったという。集団接種と合わせて同約六万人に接種できるようになるとしている。
 これにより、県は高齢者約百九十六万人のうち、接種を希望するとみている約七割の人について、七月末までに完了できるとしている。医療従事者の不足などで七月末までの完了を困難とする自治体もあったため、県は接種できる人数が増えた医療機関名や、対応可能な曜日などを伝える。
 また、県は八月からエッセンシャルワーカーへの接種を本格化させる。対象は公共交通やスーパーなど社会インフラに関わる業種や、教員や保育士、保護施設職員、警察、消防など公共サービスに関わる業種で、全体で約八十万六千人になると想定している。
 警察官約四千五百人は不特定多数の人と接触したり、東京五輪・パラリンピックの警備に関わったりするとして、今月十二日から先行接種を始め、七月末までの完了を目指す。 (飯田樹与)

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