LINE、政府に虚偽説明 データ「日本に閉じている」実際は韓国

2021年6月11日 20時55分
 Zホールディングス(ZHD)の第三者委員会は11日、子会社のLINE(ライン)で発生した個人情報問題に関する第1次報告を公表した。LINEが政府に対し、日本国内の利用者が通信アプリでやりとりした画像や動画を韓国のサーバーに保管していたにもかかわらず「データは日本に閉じている」と虚偽の説明をしていたことが判明した。
 報告は「正確な情報発信によって説明責任を果たす姿勢が社内で不足していた」と批判。オンラインで記者会見した第三者委の宍戸常寿座長(東大大学院教授)は「率直に驚いた。どうしてこうなったのかしっかり調査したい」と話した。
 LINEは3月に個人情報問題が発覚した際、画像などを韓国のサーバーに保管していると明らかにしたが、それより以前は官公庁や地方自治体、政治家に対し、国内で保管しているという趣旨の説明をしていた。
 LINEでは、画像や動画とは別の国内で保管する個人情報が、業務委託先の中国の関連会社から閲覧可能になっており、実際に中国からアクセスがあったことも判明している。(共同)

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