緊急事態宣言解除で「人流さらに加速」と尾身会長

2021年6月11日 19時53分
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は11日の衆院厚生労働委員会で、20日に期限を迎える緊急事態宣言について「すでに東京の人流は上がっている。解除すればさらに加速する」と、解除後の人の移動増加に伴うリバウンド(感染再拡大)に懸念を示した。
 尾身氏は連日、東京五輪・パラリンピック開催を契機とした感染拡大の危険性を指摘し、政府に対策の徹底を求めている。この日は「五輪にかかわらず解除後は宣言期間中と同様大事。6月20日からどうリスクを制御するか、政府などが一丸となることが大事だ」と、宣言解除から五輪開幕までの感染対策の重要性も強調した。
 尾身氏ら専門家が来週にも公表する五輪開催に伴う感染拡大リスクに関する提言については「五輪期間中のリスク、宣言後のリスクなどトータルのリスクを評価して関係者の判断に資すればいい」と述べた。

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