加藤官房長官、コロナ禍は「絶好の機会」 改憲論議で

2021年6月11日 21時37分
加藤勝信官房長官

加藤勝信官房長官

 加藤勝信官房長官は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大は、緊急事態条項を創設する改憲論議の「絶好の契機だ」と発言した。
 緊急事態条項の創設は、自民党の改憲案の一つ。大災害での政府の権限強化などを盛り込んでいる。
 加藤氏は、コロナ禍で同条項を創設する必要性が高まっているかとの質問に「新型コロナによる未曽有の事態を全国民が経験し、緊急事態の備えに対する関心が高まっている」と指摘。「この現状において、議論を提起し、進めることは絶好の契機だ」と話した。
 本紙がこの表現について確認したところ、加藤氏は「絶好の機会というか、そういうタイミングということだ」と説明。コロナ禍で多くの人が亡くなり、飲食業者らが苦しんでいる状況で「絶好」という表現を使った真意を重ねて尋ねると、「皆さんが苦しんでいることを絶好と言っているのではない。関心が高まっている機会を捉えて議論していく、と言っている」と釈明した。(村上一樹)

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