「『壊憲』へまっしぐら」…国会前で抗議 改正国民投票法成立で

2021年6月11日 20時52分
国会前で国民投票法改正などに抗議の声を上げる人ら=11日、東京・永田町で

国会前で国民投票法改正などに抗議の声を上げる人ら=11日、東京・永田町で

 改正国民投票法が成立した11日、市民や法律家、野党の国会議員ら約200人が国会前に集まり、新型コロナウイルス禍の中での法改正に抗議する集会を開いた。「『壊憲』へまっしぐら!採決に抗議」などと書かれたプラカードやのぼり旗を掲げ、「改憲活動を止めるまで闘うぞ」と決意の声を上げた。
 主催は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「9条改憲NO!全国市民アクション」。総がかり行動実行委の高田健・共同代表は「最低投票率の規定もない欠陥法だ。このまま改憲議論を進めることは許されない」と訴えた。
 抗議活動は参院本会議での採決前から行われ、成立の一報が入ると、市民らは落胆の表情を浮かべた。しかし、すぐに「改憲手続き法、弾劾」とシュプレヒコールを上げた。
 東京都世田谷区の60代のパート社員の女性は「何よりもコロナの収束に全力を挙げて、傷んだ経済や医療福祉を立て直してほしい。権力者が憲法を壊そうとするのはおかしい」と憤った。(市川千晴)

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