<新型コロナ>飯能巡り、成人祝おう きょうから撮影スポット設置 式中止の成人らが企画、準備

2021年6月12日 07時38分

新成人が記念撮影する「ニコニコ池の花手水」の準備作業を進める諸井さん(中)ら=いずれも飯能市で

 新型コロナウイルスの影響で中止された成人式に代わる「お祝い企画」が十二〜二十日、飯能市内で催される。池に生花をちりばめるなど、さまざまに装飾された記念撮影スポットを四カ所設置。昨年度の新成人有志と、地元商店街がタッグを組んで実現にこぎ着けた。 (加藤木信夫)
 企画したのは、ともに市内在住の諸井颯人(はやと)さん(20)と平岩亜由美さん(21)。出席するはずだった成人式が中止された今年一月以降、「一生の思い出に残る代替イベントを実施できないか」と思案。人が密集しないよう会場を四カ所に分け、趣向を凝らした記念撮影ができるようにした。
 同学年の仲間らと準備を進めたほか、二人が飯能駅近くのそば店でアルバイトをしている縁もあり、商店街の支援を受けられることに。商店街として受けた市の活性化助成金五十万円を、イベントの予算として提供してもらった。

飯能市立博物館に設置された巨大な成人証書

 各会場は飯能駅から歩いて回れる範囲にあり、メイン会場の展覧山麓の通称「ニコニコ池」では、商店街で購入したアジサイやガーベラ、カーネーションなど計一万本を「花手水」として浮かべる。近くの飯能市立博物館では、高さ三メートル、幅四・五メートルの「成人証書」を背景に記念撮影できる。
 他に入間川沿いの「飯能河原」や、商店街に近い「小町公園」にも特大パネルなどを設置。土、日は各会場ともプロのカメラマンによる撮影があり、写真は商店街の三店舗で無償で受け取れる。
 「普通の成人式では気づけない街の良さも体感できる。一生の思い出にできるのでは」と諸井さん。イベントの実行委員会事務局で、商店街で木製品の製造・販売を手掛ける「KOFKA」の岡本恒介さんは「頑張っている若者を応援しようと思った。商店街の活性化にもつながれば」と期待する。
 問い合わせは「KOFKA」=電042(983)4366=へ。

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