JR逗子駅前の広場で毎日「まんぷくカーニバル」 飲食店7店が自慢の逸品で弁当販売

2021年6月13日 07時21分

お弁当を販売する飲食店のスタッフ=いずれも逗子市で

 新型コロナウイルスで苦戦が続く逗子市の飲食店七店が連携し、JR逗子駅前の広場で弁当の販売を始めた。コロナ禍で弁当販売に挑戦する飲食店は多いが、店がビル三階にあったり、一つの店だけで売っても客が警戒して近寄らなかったり。「逗子まんぷくカーニバル」と名付け、テントを張って「イベント感」を演出し、気軽に立ち寄ってもらおうと考えた。
 シューマイや唐揚げ、サバの文化干しなど、テント内に並ぶ弁当はジャンルも食材もさまざま。和食店や居酒屋、鉄板焼き店などが自慢の逸品を弁当に詰めた。おでんのジャガイモを使ったコロッケなど弁当用に開発したおかずもある。
 発起人は市内在住の建築業野田孝男さん(49)。五月十二日に同市がまん延防止等重点措置の対象となり、なじみの店を「何とかしたい」と思いあぐねる中で、広場の活用を思い付いた。テークアウトなどのための道路占用許可が下りているのに、使われていなかったからだ。親しい飲食店主に声を掛け、七店が集まった。

発起人の野田さん(左から2人目)と、愛さん(左端)ら出店した飲食店のメンバー

 初日の六月一日と、翌日は各店二十食程度の弁当が二時間で完売した。居酒屋「ズシサカバ アリア」などを経営する愛良人(ながと)さん(42)は「今は大変なときだが、前を向きたい。今回をきっかけに店同士の横のつながりをつくり、お客さんにもいろんな店を知ってもらいたい」と話す。
 販売は毎日午前十時半から午後一時半。野菜などの物販もある。雨天の場合は休む。フェイスブックなどで告知する。カーニバルはひとまず六月末までで、感染状況を踏まえて延長するかどうか決める。 (石原真樹)

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