来月3日に2年ぶりの「朔太郎忌」開催 人気漫画「月に吠えらんねえ」のストーリーに焦点

2021年6月13日 07時48分
 前橋市出身の詩人萩原朔太郎(一八八六〜一九四二年)の業績を振り返る第四十九回朔太郎忌が七月三日、同市千代田町の前橋テルサで開かれる。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止し、二年ぶりの開催となる。
 タイトルは「『月に吠(ほ)えらんねえ』in前橋 朔くん×朔太郎」。「月に吠えらんねえ」は清家雪子さんの人気漫画で、朔太郎の作品から着想を得て主人公の朔くんが登場するストーリーに焦点を当てる。
 第一部はアニメ「アンパンマン」のカレーパンマンの声で知られる柳沢三千代さんら三人の声優と俳優などが登壇。会場に映し出す清家さんの漫画の映像に合わせ、リーディングシアターを披露する。第二部は清家さんと詩人で東京大の松浦寿輝名誉教授が第一部と漫画をテーマに対談する。
 朔太郎忌は一九六三年から朔太郎の命日の五月十一日に近い土日に文学者らを招いて開き、今年はコロナの影響で当初の五月八日から延期した。実行委員会事務局の前橋文学館は「漫画の世界観を新たな試みで表現する。朔太郎に興味を持ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。
 午後二時開演。チケットは千円で全席指定。テルサ窓口などで販売。十四日からは文学館の窓口と電話でも受け付ける。定員二百二十席で半数以上が埋まっている。チケット予約は文学館=電027(235)8011=へ。 (市川勘太郎)

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