<新型コロナ>EBAC社製冷凍庫が-75℃→9℃に…川崎市、ワクチン6396回分を廃棄

2021年6月14日 11時56分
 川崎市は13日、新型コロナウイルスワクチンを保管するEBAC(東京)社製の冷凍庫の温度が上昇する不具合があり、6396回分を廃棄したと発表した。
 市保健所によると、廃棄したのは、福祉施設での巡回接種で使用する米ファイザー社製のワクチン。市のワクチン管理拠点にある冷凍庫で保管していた。
 13日午前8時10分ごろ、市職員が冷凍庫の警報音が鳴っているのに気付き、温度記録を調べたところ、11日午後から上昇し、12日午後2時55分ごろには9・1度まで上がっていた。市職員が警報音に気付いた時には、温度はマイナス75・6度まで下がっていた。
 ファイザー社製のワクチンはマイナス75度前後で保管し、解凍後は再冷凍できないとされており、市は廃棄を決めた。冷凍庫の温度が上昇した理由は分かっていない。
 市は「貴重なワクチンを失い、市民に迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とコメントした。定期的に冷凍庫の温度を確認する体制を整えるなどの再発防止を図るとしている。

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