船橋市長選告示 現新3人が届け出 コロナ禍対策など焦点

2021年6月15日 07時30分

市長選候補者の第一声を聴く支援者ら=船橋市で

 任期満了に伴う船橋市長選は十三日告示され、いずれも無所属で、元市議の門田正則さん(74)、現職で三選を目指す松戸徹さん(66)=自民、立憲民主、公明推薦=、元県議の丸山慎一さん(65)=共産推薦=の現新三人が立候補を届け出た。二期八年の松戸市政への評価やコロナ禍対策などが主な争点。三人はJR船橋駅南口で第一声を上げ、うち二人の候補には党首クラスも応援に駆け付けた。二十日に投開票される。(保母哲)
 門田さんは届け出後、午前中は自らポスターを貼りながら、市東部などを遊説。船橋駅南口では「市の公共事業から暴力団を排除するための選挙」と述べた。「暴力団が公共事業を資金源にしていることを、アルバイトで知った。このことを市民が知ってほしい」などと演説。公約では慢性的な交通渋滞解消のための道路整備や東葉高速鉄道の運賃一律百三十円化、市長報酬ゼロなどを掲げている。
 松戸さんは「笑顔で生き生きと暮らせるまち、魅力あふれるまちづくりに取り組んできた」と、これまでの八年間の主要施策などを紹介。コロナ禍対策では、困窮者への支援や早期のワクチン接種などを挙げ「市民の命と暮らしをしっかりと守る」と強調した。応援で地元選出の野田佳彦・立憲民主党最高顧問(元首相)がマイクを握り、自民、公明の国会議員、県議、市議らも顔をそろえた。
 丸山さんは、コロナ禍であり「市民の命と暮らしを守り、子どもたちの未来が最優先の市政をつくる」と第一声。ワクチン接種では予約の取れない人が相次いでいるため、市が日時や場所を指定すれば「スピーディーに接種できる」と述べた。子育て支援策では学校給食の無料化を挙げ、コロナ禍であることから東京五輪の中止も掲げた。志位和夫・共産党委員長も駆け付け、支援を呼び掛けた。

◆船橋市長選立候補者(届け出順)

◇門田正則(かどた・まさのり) 74 無新 
 一般社団法人代表理事(元)市議・会社員▽久留米大          
◇松戸徹(まつど・とおる) 66 無現<2>
 市長・全国都市公園整備促進協会長(元)副市長▽東京理大 自立公
◇丸山慎一(まるやま・しんいち) 65 無新 
 党県委員(元)県議・衆院議員秘書▽千葉大 共

◆市議補選も告示

 市議補選(被選挙数一)も十三日告示され、新人十一人が立候補を届け出た。党派別は共産一人、諸派五人、無所属五人。諸派はいずれも、古い政党から国民を守る党(NHK受信料を支払わない方法を教える党から変更)の関係者。ポスター掲示板に候補者名はなく、政治団体名のみを記した。
 選挙人名簿登録者数は五十三万一千八百三十六人(十二日現在)。期日前投票所は市役所など八カ所に開設された。

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