静岡県知事選 川勝さん、県内全域で優位 岩井さん、浸透に懸命 本紙世論調査

2021年6月15日 07時55分
 二十日投開票の知事選で、本紙は有権者を対象に、十二、十三の両日に世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。無所属現職の川勝平太さん(72)が優位に立っており、前参院議員で無所属新人の岩井茂樹さん(53)=自民推薦=が追う展開になっている。全体の約三割が投票先を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。
 知事選は四選を目指す川勝さんと、知事選では十二年ぶりに自民党本部の推薦候補となった岩井さんの一騎打ち。
 川勝さんは、県内の全地域で優位に立っている。支援を受ける立憲民主と国民民主の両支持層の九割、共産支持層の八割を固めた。自民支持層の五割にも食い込んでいる。支持政党なし層にも五割から支持を受ける。全年代、男女ともに優位だ。
 岩井さんは、自民が国政で連立を組む公明支持層から五割の支持を受ける一方で、自民支持層は固めきれておらず、三割の支持にとどまる。
 支持政党なし層からの支持は一割で、浸透し切れていない。職業では自営業者から、比較的高い支持を得ている。
 新しい知事に力を入れてほしい政策は、「新型コロナウイルス対策」が26・2%と最も高い。次いで、「医療・福祉」が21・4%、「景気・雇用」が20・6%と続いた。
 知事選に「大いに関心がある」は30・2%、「少しは関心がある」は54・6%で、八割以上が関心を示している。投票に「必ず行く」は67・7%、「できれば行きたい」と回答した人は23・7%で、九割以上が投票に意欲的だった。

◆調査の方法

 県内の有権者を対象に六月十二、十三日の二日間、コンピューターで無作為につくった固定電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)法で実施。実際に有権者がいることが判明した千八百九十三世帯のうち、千百二十六人から有効回答を得た。回答率は59%。調査は朝日新聞社と合同で実施。基礎データを両社で共有し、分析は独自に行った。

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