菅内閣不信任案を否決 衆院解散、9月の公算大 首相、ワクチン接種優先 五輪成功で政権浮揚狙う

2021年6月15日 21時00分
衆院本会議に臨む菅首相(右端)ら=15日午後(共同)

衆院本会議に臨む菅首相(右端)ら=15日午後(共同)

  • 衆院本会議に臨む菅首相(右端)ら=15日午後(共同)
  • 大島衆院議長(左から3人目)に菅内閣不信任決議案を提出する立憲民主党の安住国対委員長(同4人目)ら=15日、国会で(共同)
 衆院は15日の本会議で、立憲民主など野党4党が共同提出した菅内閣への不信任決議案を自民、公明両党、日本維新の会などの反対多数で否決した。菅義偉首相は新型コロナウイルス対策の柱とするワクチン接種を優先させるため、今国会での衆院解散を見送った。感染を早期に抑え、東京五輪・パラリンピックを成功させて政権浮揚を図った後が望ましいとの判断に傾いており、10月21日に議員の任期満了を迎える衆院の解散は東京大会後の9月前半となる公算が大きくなった。
 首相はこれまで不信任案提出は解散の大義になるとしてきたが、コロナ感染が収まらず、緊急事態宣言発令中に解散すれば国民の批判は必至と警戒。不信任案を退け、コロナ対策最優先の姿勢を改めて鮮明にすることで次期衆院選での支持拡大を狙う。
 首相は9月30日の自民党総裁任期満了までに解散する考えを明言しており、東京大会が予定通り実施されれば、9月5日のパラリンピック閉幕後の臨時国会で解散する日程が想定される。 (共同)

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