<東京2020→21>事前合宿中の豪ソフトが練習試合公開 感染対策し太田市民ら観戦

2021年6月16日 07時44分

マスク姿で打撃練習をする豪選手=いずれも太田市で

 東京五輪出場のためにいち早く太田市で事前合宿している女子ソフトボールのオーストラリア代表が十五日、同市運動公園野球場で練習試合を来日以来初めて一般公開した。市は代表選手と対戦相手、観客の動線を分けるなど、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底。市民からは公開に好意的な声が出る一方、検討されている五輪の有観客には疑問の声も上がった。(市川勘太郎)
 午前九時半ごろ、豪選手たちを乗せたバスが球場に到着。球場入りの際に報道陣に手を振る選手もいた。
 一方、対戦相手「SGホールディングス」(京都市)の選手ら二十五人は十一〜十三日、PCR検査で全員の陰性を確認。十三日にバスで太田市入りした。ただ、ワクチンは打っていないという。この日あった二試合中、両チームはマスクを着けた選手が多かった。試合は豪代表が二勝した。
 観客は球場正面入り口で検温と手指消毒をして入場。ネット裏の座席を四エリアに分け、うち二エリアに着席した。観客の上限は一試合で五百人とし、一試合目は百十八人、二試合目は四十七人が観戦した。
 観戦した太田市の看護師松本洋子さん(66)は「座席は空いているし、マスクをして間隔を空けて座っていて感染防止には問題はないと思う。代表選手を見られる貴重な機会なので、もっと観客を入れてもいいのでは」と語った。
 同市の元会社員小沢清さん(72)は「ソーシャルディスタンスを確保して地元の人が観戦するのは良いのではないか。ただ、五輪は観客が公共交通機関を使って来るなど感染の不安がある。無観客が望ましいのではないか」と指摘した。

関連キーワード

PR情報

群馬の新着

記事一覧