横浜市長選、IR反対派の横浜市大・山中教授が出馬意向

2021年6月17日 06時00分
横浜市立大の山中竹春教授=5月、東京都中央区で

横浜市立大の山中竹春教授=5月、東京都中央区で

 8月8日告示、22日投開票の横浜市長選を巡り、横浜市立大医学部教授の山中竹春氏(48)が16日、本紙の取材に応じ、立憲民主党など野党勢力の推薦や支持を得られれば出馬する意向を明らかにした。市長選は市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致が争点になるとみられている。山中氏は取材に誘致反対を明言。立民は共産党や誘致反対運動で連携した市民団体などに働き掛け、統一候補として擁立を目指す。
 山中氏は「立憲民主を中心に候補者として選んでもらえれば、立候補したい」と語った。IR誘致に反対の理由として「ギャンブル依存症」「教育環境が悪化する懸念」「カジノは世界的に過当競争にある」などを挙げた。
 山中氏は埼玉県出身。早稲田大大学院を修了後、国立がん研究センター生物統計部門部長などを経て、2014年から現職。最近は新型コロナウイルスの感染を防ぐ「中和抗体」に関する研究を進めている。
 一方、IR誘致を進める3期目の現職林文子市長(75)は進退を明らかにしていないが、関係者に出馬への意欲を見せているという。自民党横浜市連は10日、多選などを理由に林氏に出馬しないよう求め、別の候補者の選定を進めている。
 市長選には他に、市議の太田正孝氏(75)、動物愛護団体代表理事の藤村晃子氏(48)、元衆院議員の福田峰之氏(57)が、いずれも無所属で立候補する意向を表明している。(丸山耀平、志村彰太)

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