千葉県が「まん延防止」の適用を大幅見直し 市原など5市を追加し11市に 酒類提供自粛の緩和を表明

2021年6月17日 19時31分
熊谷俊人知事

熊谷俊人知事

 熊谷俊人知事は17日、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置を適用する12市の飲食店に現在要請中の酒類提供の終日停止について、感染防止策の順守を条件に21日から解除すると表明した。20日までの重点措置は適用区域を大幅に見直し、柏など6市を解除、市原以南の5市を追加して7月11日まで延長。午後8時(酒類提供は午後7時)までの時短営業の要請を続ける。18日の県対策本部会議で正式決定する。(中谷秀樹)
 県内の酒類提供停止は4月28日から船橋など12市で始まり適用中だが、約2カ月ぶりの解禁となる。時短など制限付きとする理由について、熊谷知事は「段階的な緩和の中でワクチン接種が一定程度浸透するまで持ちこたえられるように事業者の皆さまには引き続き協力をお願いしたい」と述べた。協力金制度も継続する。
 重点措置の適用区域は、柏、八千代、鎌ケ谷、野田、流山、我孫子の6市を20日で外し、21日以降、市原、君津、袖ケ浦、木更津、富津の5市を追加。現在適用中の市川、船橋、浦安、松戸、習志野、千葉を加えた11市となる。新たに5市を追加する理由について、熊谷知事は「ここ1週間以上、感染者が高止まりしている。機動的に区域を指定できるのが重点措置の利点」と説明した。
 県によると、特に市原市は接客を伴う飲食店のクラスター(感染者集団)が発生するなど増加傾向が著しく、直近1週間(10~16日)の人口10万人当たりの感染者数が33・18人でステージ4(25人以上)で君津市も22・85人でステージ3(15人以上)。県内の酒類提供停止中の地域から利用客の流れ込みが認められる上、地域の医療提供体制も逼迫していることから判断した。
 21日以降も重点措置適用区域以外の市町村では、午後9時(酒類提供は午後8時)までの時短要請が続く。
◆県内のまん延防止等重点措置指定区域
【20日まで】
千葉、市川、浦安、習志野、八千代、鎌ケ谷、船橋、柏、野田、松戸、流山、我孫子市
【21日以降】
千葉、市川、浦安、習志野、船橋、松戸、市原、袖ケ浦、木更津、君津、富津市

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