春繭 出来栄え 二重丸 所沢のJAで出荷へ選別

2021年6月18日 07時15分

JAの選別台に持ち込まれた春繭=所沢市で

 所沢市のJAいるま野小手指支店で17日、春にふ化した蚕(かいこ)の繭(まゆ)「春蚕(はるご)繭」の出荷に伴う選別作業があり、同市北野南の生産農家、小暮重行さん(53)と父晴彦さん(85)が丹精込めた繭約100キロが、大きさなどに応じて選別された。
 同市域は繭の産地として知られ、20年ほど前までは10軒前後の生産農家が出来栄えを競っていた。しかし、生産者の高齢化や宅地化による桑畑の減少などで廃業が相次ぎ、2018年以降は小暮さんだけが生産している。
 「今春は寒い日が少なく、病気が広がることもなかったので蚕の育ちが良く、大きくて固い繭ができた」と小暮さん。選別された繭は長野県の製糸所へ運ばれ、白生地などに加工されるという。(加藤木信夫)

関連キーワード

PR情報

埼玉の新着

記事一覧