小池知事「専門家のご意見拝聴する」 尾身氏ら提言の五輪「無観客」に明確な考え示さず

2021年6月18日 15時00分
小池百合子知事

小池百合子知事

 東京都の小池百合子知事は18日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らが東京五輪・パラリンピックについて「無観客開催が望ましい」との提言を出したことについて、「専門家のご意見として拝聴していくことが必要。こうした意見を踏まえ国、組織委員会ともに対策の具体化をさらに進め、安心安全な大会に向け準備を進めていきたい」と述べた。無観客についての自らの明確な考えは述べなかった。
 五輪の無観客開催をめぐっては、小池氏が特別顧問を務める都議会の最大会派の地域政党「都民ファーストの会」も都議選の公約に掲げている。記者からこの公約に知事が携わったかを質問されると「無観客もという考え方については聞いている」と説明。
 その上で「ただ観客の上限としてはルールとして(政府が方針を示す)イベント上限に沿って決めていくことになっている。一方で急激なコロナの拡大があった場合に柔軟性をどう確保するかも考える必要がある。本日は(大会組織委員会に専門家が助言する)ラウンドテーブルもあり、そういったご意見もあったと思う。そういったご意見は尊重すべきかと思う」と述べた。 
 
 一方、7月9日から始まる都内の聖火リレーは、まん延防止等重点措置の期間と重なることになる。公道走行をどうするかについて、小池知事は「コロナの感染状況を見ながら判断していくことになる。もちろん感染防止対策に万全を期し、関係者と連携し安全なリレーの実施に向けての準備を進めていく」と語った。
 

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