外国籍らの接種スムーズに 開成町でタブレット活用

2021年6月19日 07時13分

端末を説明する田中課長(右)ら=開成町で

 外国籍と聴覚障害者の住民に新型コロナウイルスのワクチンをスムーズに接種してもらおうと、開成町は、役場の窓口に配備したタブレット端末を使って、十三カ国語と手話で通訳するサービスを始めた。接種方法の説明や各種相談に役立てる。
 外国人らが役場窓口に来ると、職員はサービスの運営会社に連絡し、来庁者が外国人なら希望する言語を通訳できる人を、聴覚障害者なら手話通訳者を端末の画面に映し出す。来庁者、窓口職員、通訳の三者がテレビ電話のようにやりとりする。端末は相談内容を担当する部署に持って行くこともできるという。
 端末を窓口に配備した五月十日以降、これまでに利用したのは外国人二人。しかし、町は県内の自治体で人口増加率が最も高く、外国人の数も二〇一五年(九十一人)、一七年(百十三人)と年々増え、今は十七カ国、百五十七人。中国、ベトナム、ブラジルの順に多い。聴覚障害者は高齢者二十九人を含む三十七人。
 ワクチン接種対策担当の田中美津子課長は「今は利用が少なくとも大切なサービス。外国人が集まる店などにPRして来庁しやすくし、情報格差や接種漏れをなくしたい」と話す。
 九月末まで試験運用し、十月以降は未定。端末使用料は月二万五千円。(西岡聖雄)

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