接種のミス防ごう 戸田市が事例集作成

2021年6月19日 07時14分
 新型コロナウイルスワクチン接種で、本人確認ミスや認識不足によるアクシデントを防ごうと、戸田市は「アクシデント事例集」をまとめた。市内で接種を担う医療機関にメールで配信して注意喚起している。
 事例集は、ワクチン接種に関するアクシデントとして国内で報道された事例を市が整理した。「保管・解凍・搬送に関する認識不足」「本人確認ミス」「注射器の取り扱いに関する認識不足」など内容別に六つのカテゴリーに分類し、アクシデントの概要と推定される原因を示している。
 冷蔵庫の温度が上がって20回分を廃棄した事例では、「ワクチンを保管する冷蔵庫の電源コードをつなぐアダプターが緩んでいた」と原因を推定。集団接種会場で男性に一日に2回接種していた事例では、「接種の案内係が男性の予診票を確認しなかった」と本人確認のミスを指摘した。
 市は1〜2週間ごとに最新版を医療機関に提供していく予定。
 市危機管理防災課の担当者は「他の自治体で起きた事例を共有することで、アクシデントの防止につながれば」と期待している。(大沢令)

関連キーワード

PR情報

埼玉の新着

記事一覧