<Q&A>衆院選はいつ? 9月解散10月総選挙が有力、11月でも可能

2021年6月20日 06時00分
 16日に閉会した通常国会で、菅義偉首相が衆院解散・総選挙に踏み切らなかったため、衆院選は秋以降に行われる見通しとなりました。衆院議員の任期は10月21日ですが、総選挙の日程はどのようなパターンが想定されるのでしょうか。(木谷孝洋)
 Q 衆院解散はいつごろの可能性が高いですか。
 東京五輪・パラリンピック期間中も首相が衆院を解散することは可能ですが、世界中からアスリートや関係者が集まる中で国政選挙を行うことは非現実的です。有力視されているのは、パラリンピックが閉幕する9月5日より後に臨時国会を開き、衆院を解散するシナリオです。憲法は解散から40日以内に選挙を行うと定めており、投票日が日曜なら10月10日や17日などが想定されます。
 Q 首相が解散しない場合は。
 任期満了に伴う選挙が行われます。公職選挙法は「総選挙は議員の任期が終わる日の前30日以内に行う」と定めており、日曜投票なら9月26日から10月17日までの選択肢があります。現憲法下では、任期満了に伴う衆院選は1976年の一例しかありません。
 Q 遅くとも10月中に衆院選は行われますか。
 そうとは限りません。公選法では、任期満了が迫っても国会が開会中であれば選挙日程を遅らせるとの規定があります。選挙期間と国会が重なると、現職議員が十分な選挙活動を行えなかったり、国会審議がおろそかになったりすることを避けるためです。10月21日まで臨時国会を開き、最終日に解散した場合、11月28日の投開票も可能になります。このパターンが法律上、最も遅い日程となります。
 Q 解散についての首相の最近の発言は。
 A 今月17日の記者会見では「私の任期もこの秋と決まっているので、それまでのどこかで判断しないといけない」と答えました。9月30日に自民党総裁としての任期が終わることを意識した発言です。一方で、新型コロナウイルスへの対応が最優先だとも繰り返しています。感染状況やワクチン接種の進捗を見極めながら解散の時期を判断するとみられます。

関連キーワード

PR情報

政治の新着

記事一覧