交通系ICカードで運賃上限400円 宇都宮市内の路線バス 30日から「市民の健康に」

2021年6月20日 07時48分
 宇都宮市内の路線バスで三十日から、交通系ICカード利用者らを対象に、一乗車あたりのバス運賃の上限額を四百円とするサービスが始まる。市の事業で、運賃の差額分は市がバス事業者に補助する。県内自治体では初の取り組みという。
 適用となるのは、関東自動車とジェイアールバス関東が市内で運行する路線バスの全線。
 サービス対象者は、地域交通系ICカード「totra」やJR東日本の「Suica」などの利用者で、現金での支払いは除く。通勤・通学などの定期利用も対象外となる。適用時間は午前九時〜午後四時で、降車する時間で上限運賃を適用するかを判別する。
 今回の運賃軽減サービスは、郊外に住む利用者が市街地で買い物や食事をする機会を増やすよう促す狙いがある。
 各地域拠点からJR宇都宮駅までの片道のバス運賃は通常、篠井地区市民センター八百五十円、上河内地区市民センター七百二十円、雀宮駅五百六十円などとなっている。
 佐藤栄一市長は「外出機会が増えることで、市民の健康寿命が延びることにつながれば。市中心部から郊外の観光拠点へのアクセスも向上し、にぎわいの創出も期待できる」と話している。(原田拓哉)

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