東京五輪・パラ選手村内部写真を一挙公開 川淵村長「日本の国力、プライドを世界に示す」 飲酒は可に

2021年6月20日 22時05分
報道陣に公開された東京五輪・パラリンピック選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」のレプリカルーム=いずれも東京都中央区で

報道陣に公開された東京五輪・パラリンピック選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」のレプリカルーム=いずれも東京都中央区で

  • 報道陣に公開された東京五輪・パラリンピック選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」のレプリカルーム=いずれも東京都中央区で
  • 選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」
  • 選手村の発熱外来
  • 各所に消毒液のボトルが置かれた選手村のコンディショニングルーム
  • 選手村のメーンダイニングホールの日本食コーナー
  • 交流スペース「ビレッジプラザ」に使用されている木材には産地が記載されている
  • 「ビレッジプラザ」の会見場
  • 選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」
  • 内覧会であいさつをする選手村の川淵三郎村長(代表撮影)
  • 選手村のメインダイニングホール
  • 発熱外来の診察室
  • 施設の混雑具合を伝える画面
  • 選手村内を自動運転で巡回するバス
  • 居住棟の部屋のトイレ、浴室はバリアフリー仕様(代表撮影)
  • 部屋に置かれるゴミ箱は段ボールでできている (代表撮影)
  • 選手村のドーピングコントロールステーションに設置された、選手を認証する機器
  •  東京五輪・パラリンピック選手村の交流スペース「ビレッジプラザ」を取材する報道陣に開催反対を訴える人たち
 東京五輪・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海)が20日、報道陣に初めて公開された。国民や専門家が大会をきっかけにした新型コロナウイルスの感染拡大を懸念しているが、村長を務める川淵三郎・元日本サッカー協会会長はあいさつで「ここまできたんだから日本の国力、信頼感、プライドを世界に示すために選手に力を貸してほしい」と、国家の威信を開催理由に挙げた。

◆敷地外から「五輪反対」訴えるデモ活動も

 川淵氏は「国内の議論ばかりされ、国際的に開催を約束した立場での議論がされていない」とマスコミに不満をぶつけた。
 この日、臨海部の約44ヘクタールの敷地に整備した居住棟や食堂、新型コロナ感染疑いのある選手が利用する「発熱外来」などが公開された。
 敷地外では約10人が反対運動のデモ活動を実施。「予算をコロナ対策に回して」などと訴える声が敷地内にも響いた。
 居住棟は14~18階建ての21棟。五輪時は約1万8000人、パラリンピック時は約8000人の選手らが各部屋1~8人程度で共同生活を送る上、村内には清掃や調理などのため1日約8000人のスタッフが出入りする。

◆酒類持ち込みOK「1人で部屋飲み」というけれど…?

 新型コロナのクラスター(感染者集団)の発生が懸念されるが、大会組織委員会はこの日、村内への酒類の持ち込みを認めることを明かした。
 組織委は「家で1人でビールを飲むことが禁止でないことと同じ」とし、居室で1人で飲む場合を想定。複数人や共有スペースでの飲酒は禁じる。また、過去大会で感染症防止啓発のために選手村で配布していたコンドームは、今大会は帰国時に空港で配るという。
 食堂では「密」を避けるために延期前の4300席から3000席に減らし、席を仕切るアクリル板や消毒シートを置く。村内では食事時をのぞき、マスク着用が義務付けられる。選手村の居住棟は大会後、分譲マンションとして販売される。(原田遼)

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