「不公平で差別的だ」インド五輪委が反発 大会直前の行動規制に

2021年6月21日 06時19分
 【ニューデリー共同】東京五輪・パラリンピック組織委員会がインドで確認された新型コロナウイルスの変異株対策を強化するため、特定の国から参加する選手の大会直前の行動規制を厳しくすることに関し、インド・オリンピック委員会が「不公平で差別的だ」と反発する文書を東京の組織委に送った。インドメディアが20日報じた。
 インドの委員会は、同国選手はワクチンを接種済みで、来日前の7日間にも毎日PCR検査を受けるなど十分な対策を講じるとして、規制は厳しすぎると強調。大会直前の数日間は選手の状態をピークに持って行くために重要で、東京五輪に向けて長い期間努力してきた選手を苦しめる措置だと訴えているという。
 五輪憲章は「いかなる種類の差別も受けることなく、スポーツをする機会を与えられなければならない」と定めている。
 インドメディアによると、東京組織委の今回の方針によって、インドのホッケー選手団が来日後に予定していた練習試合ができなくなる可能性がある。
 東京組織委は、インドなど日本政府が水際対策を強化している国から来日する選手について、来日後3日間は他国との練習試合や合同練習を認めないなど対応を強化する。

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