「分身ロボットカフェ」日本橋にオープン 寝たきりの人でも遠隔操作で店員に 22日に常設オープン

2021年6月21日 19時16分
テーブルの上で遠隔操作で注文を聞いたり、店内を移動して商品を運んだりする分身ロボット=21日、東京都中央区で

テーブルの上で遠隔操作で注文を聞いたり、店内を移動して商品を運んだりする分身ロボット=21日、東京都中央区で

 障害などで寝たきりの人でもロボットを遠隔操作し店員として働ける「分身ロボットカフェ DAWNドーン ver.βバージョンベータ」が22日、東京・日本橋(中央区)にオープンする。2018年から都内各地で期間限定で実験的に営業していたが、常設で営業を始める。
 オープンに先駆け21日、店内を報道陣らに公開。障害者らの分身となるのは、ロボット開発を手掛ける「オリィ研究所」(東京)製の小さなロボット「OriHime(オリヒメ)」。各テーブルに置かれ、操作する人は注文を聞くなど客とコミュニケーションできる。
 受けた注文は、身長約120センチで物を運べるタイプの「OriHime―D(オリヒメディー)」を別の人が操り、テーブルに運ぶ。同様に遠隔操作で1杯ずつコーヒーを抽出するロボットも、今回初登場した。
 21日は関係者らがオリヒメに話し掛け、首を人の方へ向けながら会話するのを「かわいい」と楽しんだ。研究所の吉藤オリィ代表(33)は「肉体労働をテレワークでできないかと考えていた。体が動かなくても働ける場所を」と話した。
 営業は午前10時~午後7時。不定休。オリヒメが接客する席はインターネット予約が必要(店名で検索)。(神谷円香)

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