新市民体育館建設へ バスケ・サンダーズのホームに 78億円かけ5000人収容

2021年6月22日 07時23分

新市民体育館の外観イメージ(いずれも太田市提供)

 太田市は、同市飯塚町の市運動公園にある市民体育館を現在地から隣接するサブグラウンドへ移転して建て替える。来シーズンからバスケットボール男子Bリーグ1部(B1)に昇格する「群馬クレインサンダーズ」が本拠地を前橋市から太田市へ移し、二シーズンは現在の同市民体育館を使い、完成後に新体育館をホームアリーナにする。開会中の市議会定例会で関連議案が可決され、七月にも着工して二〇二三年春の完成を目指す。(市川勘太郎)
 新体育館は三階建て、延べ床面積約一万一千平方メートルで、観客席は一〜三階で計五千二十七席。総事業費は七十八億五千万円。メインアリーナの上部にモニターが四面ある大型センタービジョン、三階には個室のVIPルームを設ける。

新市民体育館の内部イメージ

 建設にはサンダーズの親会社で不動産大手「オープンハウス」(東京)が、自治体の地方創生事業に寄付すると税負担が軽減される企業版ふるさと納税で約四十億円を支出する予定。
 市は現体育館の老朽化に伴い、昨年から準備してきた。サンダーズの誘致を見据え、B1基準の一つの観客を五千人規模とし、当初の総事業費は五十四億五千万円だった。本拠地の移転が決まり、客席の幅を広げたり照明や音響など設備投資を増やしたりして事業費が膨らんだ。
 サンダーズはBリーグが発足した一六年から前橋市を本拠地に活動。今シーズンは優勝し、B2の上位二チームに入ってB1に昇格する。太田市スポーツ施設管理課は「プロスポーツで交流人口を増やして、市の活性化につなげたい」としている。

関連キーワード

PR情報

群馬の新着

記事一覧