「改ざん指示した人の名前は黒塗り」 森友問題の決裁文書改ざんの過程をまとめた“赤木ファイル”、国側から妻側に開示

2021年6月22日 13時28分
国側から開示された「赤木ファイル」を確認する赤木俊夫さんの妻雅子さん=22日午前、大阪市で(共同)

国側から開示された「赤木ファイル」を確認する赤木俊夫さんの妻雅子さん=22日午前、大阪市で(共同)

  • 国側から開示された「赤木ファイル」を確認する赤木俊夫さんの妻雅子さん=22日午前、大阪市で(共同)
  • 開示された「赤木ファイル」の写しの一部=22日午前(共同)
  • 赤木俊夫さん(妻提供=共同)
 森友学園の国有地売却問題を巡る財務省の決裁文書改ざんで2018年3月、自殺に追い込まれた近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの過程をまとめた「赤木ファイル」が22日、妻雅子さん(50)側に開示された。財務省理財局長だった佐川宣寿のぶひさ元国税庁長官(63)から、国会答弁を踏まえた上で決裁文書を作成するよう直接指示があったことがうかがえる財務省から近畿財務局へのメールが含まれていた。
 備忘記録には、佐川氏の名前を挙げ「局長への説明過程や、同局長からの指示などの詳細が財務省からメールで投げ込まれてくるのが実態」とされていた。「財務省の問題意識は、調書から森友学園に厚遇したと受け取られる恐れのある部分は削除する」との趣旨や「既に決裁済みの調書を修正することは問題があり行うべきでないと(同省に)強く抗議した」との記載もあった。
 雅子さんは取材に「夫のものに間違いないと思う。夫に指示した人の名前は黒塗りで、外してもらうため闘う」とした。
 開示された文書の分量は230枚、518ページ。 (共同)

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