「本多議員1人の問題ではない」 フラワーデモ呼び掛け人ら、立憲民主に申し入れ 「子どもを守る法改正を」

2021年6月22日 20時34分

立憲民主党の福山幹事長(左)に本多議員発言についての申し入れ書を手渡すフラワーデモのメンバーら=22日、東京・永田町の衆院第2議員会館で


 立憲民主党の本多平直衆院議員が、14歳の子と同意した性交で逮捕されるのはおかしいと発言した問題で、性暴力根絶を求める「フラワーデモ」呼び掛け人や性暴力被害当事者らが22日、同党の福山哲郎幹事長らと面会し再発防止を求め申し入れ書を出した。
 呼び掛け人の作家北原みのりさんらは「本多議員1人の問題ではない」として、刑法の性犯罪規定の改正に、被害者の声を生かすと選挙公約に入れることや、議員らが再発防止の勉強会や被害者の声を聞く機会を持つことなどを要望した。
 教師から性暴力被害を受けた石田郁子さんは「未成年と大人とは対等ではない。子どもを守るための刑法改正実現を」と訴えた。
 この問題では同党のハラスメント防止対策委員会が調査中。福山幹事長は「党の信頼にかかわる問題。被害者の声を聞く機会をつくり生まれ変わるつもりで頑張りたい」と説明した。
 さらに福山幹事長は「弁護士会を含めて慎重意見も聞くが、性交同意年齢を現行の13歳から16歳に引き上げ、成人はいかなる理由をもっても中学生以下を性行為の対象にしてはならないと党としてまとめた。マニフェストにも掲げる」と明言。
 「本多議員の発言は党として認められない。地位関係性を利用した性暴力はあってはならない。6月末から7月初旬に勉強会を開き、石田郁子さんたちの話も聞かせていただく。自分はこれまでさまざまな被害者の声を聞いてきた。フラワーデモにも行くつもり」と答えた。(出田阿生、望月衣塑子)

関連キーワード


おすすめ情報