【動画】東京・上野動物園でパンダの双子誕生 シンシン4年ぶり出産

2021年6月23日 12時05分
 東京・上野動物園は23日、雌のジャイアントパンダ・シンシン(15歳)が午前1時3分と午前2時32分に双子の赤ちゃんを出産したと発表した。同園でのパンダ誕生は、シンシンがシャンシャン(4歳、雌)を出産した2017年6月以来、4年ぶり。上野動物園で双子のジャイアントパンダが生まれたのは初めて。
 園によると、赤ちゃんの性別は分かっていない。判明にはしばらく時間が掛かりそうだという。1頭目の体重は124グラムで、2頭目は不明。23日午前9時半現在、1頭はシンシンが前足で抱いており、もう1頭は保育器に入っている。授乳の有無は確認中。
 園はシンシンと雄のリーリー(15歳)との交尾行動を3月6日に確認、6月4日に、食欲が減るなどの妊娠時に見られる兆候が出ていると発表した。園は22日午後6時から出産に備えた体制をとっていたところ、シンシンが相次いで出産した。

子どもを抱えるシンシン

 シンシンとリーリーは11年2月に中国から来園。12年7月に誕生した初めての赤ちゃんは、肺炎のため生後6日で死んだ。翌年は妊娠の兆候があったが偽妊娠だった。シャンシャンは105日の妊娠期間後に生まれた。
 同園で会見した福田豊園長は「開園から140年となる記念の年度に2頭が誕生したことを大変うれしく思う。1人でも多くの人に元気や安らぎを届けられれば幸いだ」と話した。

取り上げた個体

◆「日本中がハッピー」

 双子のジャイアントパンダの赤ちゃんが生まれたことを受け、上野動物園の地元である上野観光連盟の二木忠男会長(67)は「かつてない明るいニュース。パンダは上野の街のシンボルだから、新型コロナで沈んでいた街が明るくなる」と期待した。
 上野動物園を訪れた東京都世田谷区の動物看護師、埜口麻穂さん(52)は「日本中がハッピーになるニュース。コロナ禍なので、なおさらうれしい。双子と聞いてびっくり。育てるのは大変で心配だけど、飼育員に頑張ってもらって無事に成長してほしい」と願った。
 東村山市のパート女性(62)は「もう産まれたの?という感じ。数年後には中国に帰ってしまうが、それまでに会いにきたい」と声を弾ませた。(長竹祐子、井上幸一)

1頭目の出産直後

2頭目の出産直後

上野動物園の雌のジャイアントパンダ、シンシン=いずれも東京動物園協会提供

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