五輪会場の酒類販売見送り アサヒビール「当社から見送りを提言」 

2021年6月23日 11時12分
 東京五輪・パラリンピックの会場での観客への酒類の販売について、組織委員会の橋本聖子会長が見送りを発表したことについて、大会のゴールドパートナー契約を結んでいるアルコール飲料メーカー「アサヒビール」は23日、「大会組織委員会の酒類提供見送りの決定を支持する」とのコメントを発表した。
 同社によると、「昨日、酒類提供容認の報道を受け、当社から大会組織委員会へ酒類提供を見送るように提言を行った」という。今回の決定については、「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点や、多くの飲食店での酒類提供が制限されている状況において、今回の意思決定は当然のことと考える」としている。
 また今後については「引き続き、大会組織委員会と連携し、大会の成功を支援していく」としている。
 五輪会場での酒類提供をめぐっては、丸川珠代五輪相が22日午前に「大会の性質上、ステークホルダー(利害関係者)の存在があるので組織委はそのことを念頭に検討される」とスポンサーへの配慮を見せる発言をしていた。これに対し、組織委員会は22日夜、「スポンサー等の意向で販売方針を決めることはありません」とのコメントを発表した。
 アサヒビールの広報担当者は「組織委員会が発表したように、会場での販売方針の決定にスポンサーとして関与していない」とした上で「昨日さまざまな報道があったことや、コロナの感染拡大防止や得意先の飲食店での酒類提供が制限されている状況を踏まえ、会場での酒類提供見送りを提言した」と説明した。

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