大阪滞在のウガンダ選手団で新たに1人コロナ陽性 空港検疫に続き2人目
2021年6月23日 18時28分
大阪府泉佐野市は23日、東京五輪の事前合宿のため同市に滞在中のウガンダ代表選手団8人のうち、1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性になったと発表した。成田空港検疫での陽性判明者に続き2人目。
市によると、大阪で感染が判明したのは20代。22日に採取した検体で分かった。症状の有無や性別、選手かコーチかなど詳細は明らかにされていない。泉佐野保健所が指定する療養先に搬送される。来日後の選手団と接触のあった市職員4人も、念のため自宅待機とした。濃厚接触者に当たるかどうか、保健所が調査する。
選手団は、英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンを2回接種した後、9人で19日に来日。空港検疫で陽性だった1人を除く8人が、20日から泉佐野市内のホテルで合宿を始めた。
保健所は22日、合宿入りした選手団全員と現地から同行した市職員1人を、濃厚接触者と判定。市は、7月3日までホテルで待機し練習を自粛するよう求めている。
選手団は毎日PCR検査を受け、合宿関係者以外の市民からは隔離される。市は、選手団と住民が直接交流する行事をしないことを決めている。(共同)
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