「格上校に異動不適切」 取手中3自殺受け、県教委部長が認める

2019年7月26日 02時00分
 取手市で二〇一五年に市立中学三年の女子生徒=当時(15)=がいじめを受けて自殺した問題を巡り、市教育委員会の当時の参事と指導課長が格上とみられる小中学校の校長に異動したことに、教員の人事を決める県教委の森作宜民・学校教育部長は二十五日、「不適切だった」と認めた。
 この日、県教委が担任教諭らに対する懲戒処分を発表する会見があり、考えを明らかにした。
 当時の参事と指導課長が今春に異動した市内や近隣市の学校は「過去に校長から市教育長になるなど、関係者から格上とみられている」(市関係者)という。
 森作部長は「処分の対象となるような人を、そういう配置にしたのは適切でなかったと考えている」と話し、定期人事で異動になるとの見方を示した。
 市教委が六月に開いた保護者ら向けの説明会で、保護者から異動についての疑問が出されていた。
 また、休職中の当時の担任教諭が復帰する時、子どもと接することになるかについて、義務教育課の岩田利美参事兼課長は「戻れる状況になった時に本人と確認して対応を決めたい。研修などで戻れる状況にあるのか判断したい」と述べた。 (鈴木学)

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