「紙芝居で理解」原爆体験伝える 県庁であすまで、パネル展も

2019年7月30日 02時00分

茂木さん(右端)の原爆体験を紙芝居で伝える「オリーブ」のメンバー=県庁で

 広島で原爆を体験した水戸市の茂木貞夫さん(85)を主人公にした紙芝居の披露が二十九日、同市の県庁二階ロビーで始まった。原爆投下から間もなく七十四年。茂木さんは「恐ろしい戦争はあってはならない」と話す。三十一日まで。
 茂木さんは小学六年の時に被ばくし、顔などに大やけどを負った。川に飛び込んで家に向かって約三百メートル泳いでいると、多くの死体が流されてきたという。
 紙芝居を見た水戸市の平和大使で中学三年の松田直子さん(14)は「紙芝居は絵があって理解しやすい。私たちが平和をつくるために(戦争を)よく知って考えたい」と話した。
 催しは県と県原爆被爆者協議会の共催。紙芝居は午後零時十五分~一時で、戦争体験を語り継ぐ市民グループ「オリーブ」が上演する。八月八日まで「原爆パネル展」も同所で開かれている。 (水谷エリナ)

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