足立区の投票所 性的少数者に配慮 名前読み上げ中止

2021年6月24日 07時13分
 足立区選挙管理委員会は二十一日、七月四日投開票の都議選の投票所で本人確認する際、名前の読み上げをやめると発表した。性的少数者のプライバシーに配慮する。
 区内の投票所では、職員が入場整理券に印刷された名前を読み上げ、本人を確認していた。性的少数者から「名前を呼ばれるので投票に行きたくない」との声が寄せられていたという。
 都議選からは、区内七十六カ所の投票所で職員が整理券に印刷された名前を指さして確認する。二十六日から七月三日まで区内十カ所に設置される期日前投票所でも読み上げない。
 同選管の石鍋敏夫事務局長は「投票所に行く不安を解消し、多くの人に投票してもらいたい」と話す。
 同区では昨年九月、自民党区議が区議会で「LGBTばかりになると足立区が滅びる」と発言し、批判が殺到。区議はその後、発言を撤回し謝罪した。区は当事者との意見交換を重ね、性的少数者に配慮した政策の導入を進めてきた。(砂上麻子)

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