学校連携観戦 新たに5市町参加中止 予定25自治体中16市町決定

2021年6月24日 07時16分
 東京五輪・パラリンピックの競技会場のある自治体の児童や生徒が現地観戦する「学校連携観戦プログラム」を巡り、新たに神奈川県内の五市町が参加中止を決めたことが二十三日、県教育委員会のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染への懸念が主な理由。既に中止が明らかになっている十一市町と合わせ、計十六市町が参加中止を決めた。
 二月時点で二十五市町村が参加を予定していたが、参加は九市町村になった。チケットの申し込み枚数は計約八万八千枚から計約三万四千枚に減った。
 新たに中止が判明したのは逗子、座間、秦野の三市と、葉山、湯河原の二町。逗子市は中学生二百十人が横浜市で野球などを観戦する予定だった。市教委の担当者は「貴重な機会だが、移動で感染リスクが高まる上、会場が密になる可能性もある」と説明。県教委も「子どもの安全が最優先」として、県立特別支援学校十二校の参加を中止した。
 一方、参加を決めたのは横浜、川崎、相模原、横須賀、鎌倉、藤沢、海老名の七市と、愛川町、清川村。二百六十一校が参加する。ただ、清川村を除く八市町は当初の枚数から減少。観戦を予定していた学校に意向を再確認した横浜市は当初の半分の約二万五千枚だった。
 箱根町はプログラムに参加していないが、町独自でパラリンピックの観戦を計画していて、小中学生ら六百人分のチケットを確保している。町教委の担当者は「実施するか、中止するか決めかねている。感染状況を注視し、今後判断したい」と話した。(酒井翔平)

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