100回目の歌舞伎鑑賞教室 国立劇場で来月 「義経千本桜」に又五郎、高麗蔵

2021年6月25日 07時08分

「義経千本桜」に出演する中村又五郎(右)と市川高麗蔵(国立劇場提供)

 東京・国立劇場の「歌舞伎鑑賞教室」が7月3〜27日、大劇場で上演される。1967年のスタート以来、中学生や高校生といった若者が初めて歌舞伎を体験する場ともなっており、これまでの入場者は615万人超という。
 100回目となる今回は、三大名作の一つ「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」の「河連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場」が上演される。都落ちした源義経の流転の旅の途中でさまざまなドラマが展開するが、舞台では狐(きつね)の親子の愛情が描かれる。
 義経の家臣、佐藤忠信と源九郎狐の2役を演じる中村又五郎は「子が親を思う気持ちが、初めて歌舞伎を見る人に伝わればいいと思う。ああいうところが面白かったね、あの色きれいだったねと思ってもらえたら」、義経の恋人、静御前(しずかごぜん)を演じる市川高麗蔵(こまぞう)は「静御前はキリッとしたイメージがあり、ピリッとしたものが出せたらと思う。100回をきっかけに歌舞伎に興味を持ってもらえたら」と、それぞれ話した。
 上演前に、見どころや基礎知識を解説する「歌舞伎のみかた」がある。出演はほかに中村松江、中村歌昇(かしょう)、中村種之助(たねのすけ)ら。8、15日は休演。国立劇場チケットセンター=(電)0570・07・9900。 (山岸利行)

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