爽快 障害者アート 絵や柄を染め抜き「てぬぐい祭」 前橋市

2021年6月25日 07時50分

障害者によるアートが描かれた手拭い=前橋市で

 前橋市などの知的障害者たちが描いた絵や柄を染めた手拭い、Tシャツなどの展示販売会「てぬぐい祭」が、同市千代田町の美術館「アーツ前橋」のミュージアムショップminaで開かれている。しゃれたデザインがあしらわれ、本格的な夏に向け愛用品になりそうだ。27日まで。(池田知之)
 描いたのは、前橋や桐生、伊勢崎、太田市や、埼玉県深谷市の中学生から五十代の計十一人。二〇一一年から障害者の芸術活動支援に取り組む団体「あめんぼプロジェクト」(桐生市)が、染色業「平賢(ひらけん)」(同)と共同で作った。
 モアイ像が反復された柄や、象が並ぶエスニックな柄、ユーモラスな表情のだるま柄、猫やトカゲなど多くの生き物の柄などを並べている。手拭いは二千円、Tシャツ三千円。来店客はさまざまな色の作品を品定めしている。
 原画を基に、より洗練したデザインに仕立てた平賢の小山哲平専務(37)は「それぞれの異なる個性や世界観を表現できたのでは」と語る。同プロジェクトの野村裕子代表(52)は「びっくりするぐらいのいい作品になっている」と話している。

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