わらストローからプラごみ考えよう 専大ゼミ生、大学のカフェで提供

2021年6月28日 07時12分

飲み物に添えられた大麦ストロー=いずれも千代田区の専修大神田キャンパスで

 大麦のわらで作ったストローをきっかけにして人々に環境を意識した生活を促すには、どうすればいいのか。専修大で商品学を学ぶ三〜四年生が神田キャンパス(千代田区)のコーヒー店「SENDAI(センダイ)−Kaffee(カフェ)」で、客に大麦ストローを勧めてもらいながら試行錯誤している。
 大麦ストローは石川県産の麦わらを加工した商品。学生らは、所属するゼミの神原さとし教授から紹介され、活用方法を練り上げた。

大麦わらのストローのささった飲み物を持ちPRする中橋勇進さん

 プラスチックごみによる海洋汚染が起き、プラスチックストローの代替品は注目を浴びている。大麦ストローへの切り替えで減らせるプラごみの量は限定的だが、中心メンバーの三年中橋勇進ゆうしんさん(21)は「対策に興味を持つきっかけ、シンボルにしたい」と語る。
 大麦ストローは煮沸すれば再使用できる。家族と話題にもしてほしいと「つい持ち帰りたくなる」ように工夫。トレーに敷くシートの裏側に箸袋の形に折りたためる線を描き、ストローの包み紙にしようと考えた。

大麦ストロー(中央)の包み紙になるトレーシートと、大麦ストローで作ったコースター(右)

 試みの効果は実際に持ち帰られた数などから検証する。提供は七月三日まで(日曜定休)。ストローを加工したコースターなどの販売もある。会員制交流サイト(SNS)のインスタグラムでは、ハッシュタグ「#大麦ストローのある暮らし」を付けて情報発信をしている。(福岡範行)

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