シャインマスカットの苗を無許可で出品か 種苗法違反容疑で会社員を書類送検

2021年6月28日 11時14分
 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)が品種登録を受けた高級ブドウ「シャインマスカット」の苗を許可なくフリーマーケットサイトで出品したなどとして、警視庁生活環境課は28日、種苗法違反(育成者権の侵害)の疑いで、愛媛県西条市の男性会社員(34)を書類送検した。
 シャインマスカットを巡っては、中国や韓国に流出して安い値段で流通していることが問題化。それを機に、国内で開発されたブランド果実などの種や苗を海外に不正に持ち出すことを禁じる改正種苗法が4月に施行された。男性の販売先は国内だったが、海外への流出の有無も調べる。
 書類送検容疑では、4~5月、農研機構の許可を受けずにフリーマーケットサイトにシャインマスカットの苗を出品し、自宅近くの農地で苗4株を保管したとされる。
 同課によると、「小遣い稼ぎのためだった」と容疑を認めている。男性が2019年に苗をホームセンターで購入して自宅の庭で増やし、今年4月以降にインターネットで苗約40株を販売して約6万3000円を売り上げたとみている。他にも品種登録されたイチゴの苗も不正に販売していたとみて調べる。

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