東京都議選、自民最多の18.4% 都民ファ上昇【都民意識調査】

2021年6月29日 06時00分
 東京新聞が実施した都内有権者の意識調査で、7月4日投開票の東京都議選の現時点での投票先を聞いたところ、自民党が18・4%と最も多かった。前回調査(5月22、23日)の19・3%から微減で、小池百合子知事が特別顧問を務める都民ファーストの会は13・9%で前回の9・6%から4・3ポイント上昇した。
 自民は依然優位に立って都議会第一党をうかがうが、他党も一定の支持を得ているほか「わからない」とした回答が2割を占めている。新型コロナウイルスの感染状況や「過度の疲労」を理由に静養中の小池知事が今後どう動くか不透明なこともあり、情勢は流動的だ。
 投票先で多かったのは、自民に次いで共産党の15・7%(前回12・9%)。立憲民主党は13・6%(同14%)で都民ファとほぼ同じだった。都民ファは都議選にあたって小池知事との関係があらためて注目されたことや、露出が増えたことなどから、認知度が上がったとみられる。公明党は6・5%(同3・4%)。「わからない」としたのは、前回の30%から10ポイント近く下がって20・6%だった。
 投票に行く(期日前投票済みを含む)と答えたのは、「必ず」「たぶん」の合計で90・8%となり前回より5・7ポイント上昇した。
 小池知事の評価は、「大いに」と「ある程度」を合わせて「評価する」が54・1%。一方、新型コロナウイルス対策で都が実施した事業者への休業・営業時間短縮要請などの評価については、「大いに」と「ある程度」の「評価する」は44・8%にとどまった。「まったく」と「あまり」を合わせた「評価しない」が49・8%で、前回同様の傾向だった。
 菅義偉内閣を「支持する」との回答は21・6%、「支持しない」は59・5%だった。(原昌志)

 【調査方法】 東京MXテレビとJX通信社との合同で、18歳以上の東京都民を対象に実施。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で行った。自動音声による質問にプッシュホンで答えてもらい1007人(男性447人、女性560人)から回答を得た。対象を都民に限るため固定電話だけに架電、固定電話を持たない若い世代の回答が少なく、10代~30代の回答は計5.8%だった。調査は5月22、23日に続き2回目で、意識の変化を探った。

▶調査詳報 五輪開催、都の時短要請、どう考えますか
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