人型ロボット・ペッパー生産停止、販売不振か…ソフトバンクG
2021年6月29日 00時00分
ソフトバンクグループが、人の感情を読み取って会話する人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の生産を停止していることが28日、分かった。主に小売店の接客業向けに展開していたが、販売が伸びなかったもようだ。世界的にロボット事業の人員削減も進めている。
ペッパーは高さ121センチ、重さ30キロ弱。胸にタッチディスプレーを搭載。2014年に発表し、翌15年から日本で販売を始めた。台湾の鴻海(ホンハイ)グループに生産を委託。みずほ銀行が来店客のおもてなし用に配置した例がある。
ソフトバンクグループのロボット事業を巡り、フランスの拠点で人員削減の交渉中で、日本は別事業に配置転換する考えだ。米英は既に減らした。(共同)
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