<テークアウト グルメ> 王子サーモン(王子の鮭弁当)

2021年6月29日 07時56分

◆貴重な紅鮭 皮も美味

 シンプルな弁当もこだわりを突き詰めれば贅沢(ぜいたく)な逸品になる。「王子の鮭(さけ)弁当」(1200円)=写真(上)=は、王子サーモン銀座店=同(下)=で限定販売している“究極のシャケ弁”だ。
 王子サーモンは1967年創業。当時の王子製紙副社長が英国で出合ったスモークサーモンに感動して設立。同社製スモークサーモンは皇室や国賓の晩さん会にも使われ、老舗一流ホテルでも採用されている。
 銀座店は2015年に直売店をリニューアルしてオープン。スモークサーモンのほか、刺し身や切り身、鮭以外の加工品も販売。おにぎりも人気で「お弁当はないの?」と要望が高く、今年5月から販売を始めた。
 真ん中にドンと置かれた分厚い鮭は、カナダ・ジョンストン海峡産。4年に1度しか通らないルートで脂のノリが違い、珍重される天然紅鮭(べにざけ)だ。味が濃く、皮までおいしい。小骨も丁寧に取り除いていて、わずらわしくなく食べられる。
 この貴重な紅鮭をおいしく食べるため、米やおかずも考え抜いた組み合わせになっている。鮭の脂が染みて、冷めてもおいしいものをと、選んだ米は滋賀県のブランド米「秋の詩」。ご飯にのせたおかかは鰹節(かつおぶし)ではなく鮭節。ふわっふわのだし巻き卵は鮭の塩気に合う薄味に仕上げた。顧客に人気の「たらこ昆布巻(こぶまき)」「牡蠣燻(かきくん)」も添えた。まるで会席のように「おしながき」も同封されているので、じっくり読めば味わいもさらに深まる。 (さりあ)
 中央区銀座3の7の12。10時半〜20時(土日祝は19時まで)。無休(年末年始を除く)。(電)03・3567・6759

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