千葉・八街市の児童5人死傷事故 逮捕の運転手「帰る途中に飲酒」と供述 ブレーキの痕跡確認できず

2021年6月29日 11時40分
移送のため千葉県警佐倉署を出る梅沢洋容疑者=29日午前9時43分

移送のため千葉県警佐倉署を出る梅沢洋容疑者=29日午前9時43分

 千葉県八街市の市道でトラックが小学生の列に突っ込み児童5人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されたトラック運転手梅沢洋容疑者(60)=同市=が、「帰る途中に飲んだ」などと飲酒を認める供述をしていることが29日、捜査関係者への取材で分かった。事故後の同容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールが検出されていた。
 勤務先によると、事故当時は東京都内に資材を運んだ後、勤務先へ戻る途中だった。県警は同日、容疑を同法の過失致死傷に切り替え、勤務先や自宅を家宅捜索。危険運転致死傷容疑の適用も視野に、事故の詳しい経緯や勤務状況などを調べている。現場でブレーキの痕跡は確認されなかった。
 県警によると、事故は28日午後3時半ごろ発生。歩いて下校していた八街市立朝陽小の児童男女の列にトラックが突っ込み、男児2人が死亡、1人が意識不明の重体、2人が重傷を負った。
 トラックは電柱に衝突した後、約40メートル先の道路脇の畑で停止していた。この間に児童をはねており、県警はブレーキ操作の状況や直前の速度などを調べている。梅沢容疑者は「左に急ハンドルを切ったら電柱にぶつかり、そのまま子どもたちの列に突っ込んでしまった」と供述している。(共同)

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